菊花賞キンググローリー大逃げ15着

淀のクラシック一冠目を沸かせたのは、13番人気の伏兵キンググローリーだった。古賀慎明調教師送り出す同馬は、ゲートが開くと迷うことなくハナを奪取。大歓声の中、リフレッシュされたスピードを武器に後続を大きく引き離す大逃げを打ち、スタンドを大いにどよめかせる。そのまま鮮やかな独走劇でターフを沸かせたが、さすがに長丁場の消耗戦。直線半ば、残り200メートルの標識を過ぎると後続の猛追に次々と屈し、息切れして15着でゴール板を駆け抜けた。果敢に大役を果たした丹内祐次騎手は、「持てる力を出し切る思い切った競馬ができた。一瞬、これならと思わせる手応えもあったよ」と、激走した相棒の健闘を清々しく振り返っていた。