JRHAセレクトセールで高額落札、豪血統が注目集める

JRHAセレクトセールで高額落札、豪血統が注目集める

7月15日、日本軽種馬協会(JRHA)セレクトセール2日目が北海道・苫小牧のノーザンホースパークで開催され、欧豪血統馬が高額で取引されました。まず、オーストラリアG1馬ヤンキーローズ産駒(父サターンリア)が3.1億円(約3.2百万豪ドル)でダノックスが落札。ヤンキーローズは元日本のリバティアイランドの母でもあり、豪華血統が人気の秘密です

さらに、日本で名牝モシーン(G1VRCオークス、オーストラリア・ギニー牝馬S)の仔、父キタサンブラックの牡馬が売上トップとなり、4.2億円(約4.34百万豪ドル)でネブラスカレーシングが落札。モシーンは日本でもプリモシーン、ダノン・エアーズロックといった重賞勝利馬を輩出しており、その牡馬も将来性が期待されます

こうした高額落札が相次ぎ、グローバルに注目される血統の魅力と、今年も1億円級の取引が続く日本のサラブレッド市場の勢いがあらためて浮き彫りになりました。