横山武史騎手、5年連続で年間100勝を達成
先ほど、東京6レースを勝利した6番「マスターソアラ」に騎乗して、横山武史騎手(栗東・鈴木伸尋厩舎所属)が、今年もまた年間100勝を達成しました。これにより、5年連続5回目の快挙です。
横山騎手はコメントで「今年も引き続き(年間100勝を)達成したいと思っていましたし、達成しなければいけない馬に乗せていただいているので、まずはほっとしています。まだまだ勝てたと思うレースはたくさんありますし、一度も満足したことはないのですが、昨年よりも早いペースで100勝できたので、その点はよかったと思います。いつも応援してくださりありがとうございます。皆様の応援が力になるので、今後とも応援していただけるように頑張っていきたいと思いますし、皆さまの力で競馬を盛り上げていただけたらと思います」と語っています。
この達成は、ただの数字以上の意味を含んでいます。
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年間100勝という水準は、騎手にとってひとつの「安定期」の証だと言えるでしょう。
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“5年連続”という継続性が、彼のコンディション・厩舎・馬との関係・騎乗機会などの総合力を物語っています。
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また、「昨年より速いペースで達成できた」という言葉からも、昨年より早くリーチを掴んだという点で、現在の勢い・好調ぶりも窺えます。
今後は、100勝達成後の“次のステップ”も注目です。勝利数だけでなく、GI制覇・重賞勝利数・騎乗馬質など、量から質への移行を図る時期かもしれません。ファンとしても、横山騎手がどんな舞台でどんな勝利を積み重ねていくか、楽しみにしたいですね。

