川崎競馬・ローレル賞、馬場悪化の可能性 天候変化で展開に影響か
川崎競馬場で行われる2歳牝馬重賞ローレル賞(SⅡ・ダ1600m)について、開催前日の時点で馬場状態への警戒が強まっている。競馬場周辺では断続的に雨が確認され、当日も湿り気を帯びたダートになる可能性が高い。関係者からは「馬場が悪化すれば先行・中団勢が有利」との声が上がり、展開予測は通常以上に難しくなりそうだ。
調整に携わるトレーナーの間では、脚抜きの良い馬場が想定されることで、スピード型の馬に加え、タフな追走が可能な馬に注目が集まっている。特に、馬場変化への適応力および経験値が試される一戦となり、戦前評価が必ずしも結末に直結しない可能性も示された。
川崎ダート1600mは位置取りが結果を左右しやすいコース形態で知られており、馬場変動が拍車をかける形となる。「ペースが落ちるようなら、差し馬にも多少の余地はある」との見方もあり、最終判断は当日の気配が鍵を握る。

