岡部誠騎手に通信機器使用で騎乗拒否処分
名古屋競馬を揺るがす異例の発表が6月3日に行われた。愛知県競馬組合は、所属騎手・岡部誠(48歳)が競馬開催中の調整ルームで通信機器を使用していた事実が確認されたとして、同日から5日までの間、騎手変更および騎乗拒否の処分を科したと発表した。
岡部騎手は第3回・第5回笠松競馬の開催時に、ルールで使用が禁止されている時間帯に通信機器を使っていたという。組合は「管理者指示事項違反」として対応を進めており、今後の再発防止策も検討中とのこと。
岡部誠騎手は長年にわたって地方競馬を支えてきたベテランで、地元ファンからの支持も厚い。突然の処分にファンや関係者から驚きの声が上がっており、「信頼回復に向けて本人からの説明が必要」との指摘も出ている。