天皇賞馬マスカレードバル、次走はジャパンカップへ 古馬勢との真っ向勝負へ挑戦

天皇賞馬マスカレードバル、次走はジャパンカップへ 古馬勢との真っ向勝負へ挑戦

天皇賞(秋)を制した3歳馬マスカレードバルが、次走にジャパンカップ(GⅠ・東京・芝2400m)を予定していることが関係者のコメントで明らかになった。秋の中距離王としての地位を確立したばかりの若駒が、今度は国内外の強豪古馬を相手に再び頂点を狙う。

前走の天皇賞では中団後方から見事な差し脚を繰り出し、強豪をまとめて差し切る鮮烈な勝利を飾った。調教師は「レース後も馬体に疲れは少なく、回復も早い。成長力を感じる」と語っており、順調ならば11月30日のジャパンカップ出走が濃厚とみられる。

同レースは国内外からトップクラスの実力馬が集う“秋の総決算”。昨年覇者や凱旋帰国した海外遠征組もエントリーする見込みで、ハイレベルな一戦となることが確実だ。3歳でこの大舞台に挑むマスカレードバルが、再び日本競馬界に新たな歴史を刻むことができるか注目が集まっている。