ヴィクトリアマイルはエンブロイダリー中心も混戦ムード継続 東京マイル適性が最大焦点に
春の古馬牝馬マイル女王決定戦・ヴィクトリアマイルが本日東京競馬場で行われる。
今年はエンブロイダリー、カムニャック、チェルヴィニアらGⅠ馬が集結し、“近年屈指の好メンバー”との声も強まっている。
中心視されているのはエンブロイダリー。阪神牝馬ステークスでは自ら流れを作りながら押し切る強い内容を見せており、今年に入ってからの完成度の高さが評価されている。東京芝1600mにも実績があり、「大崩れしにくいタイプ」と見る関係者は多い。
一方で、昨年オークス馬カムニャックへの期待も大きい。阪神牝馬Sではエンブロイダリーに敗れたものの、折り合い面の成長が顕著で、東京コース替わりを歓迎する声が強まっている。中団から長く脚を使うスタイルは、東京マイル向きという評価も多い。
さらに、チェルヴィニアも状態面の上昇が目立っている。今回は大外18番枠という厳しい条件を引いたが、東京芝1600mは外差しも決まりやすいコースだけに、“どこで脚を使うか”という騎手判断が重要になりそうだ。
ヴィクトリアマイルは毎年、“実績通りに決まらないGⅠ”として知られている。
特に牝馬限定戦は、当日のテンションや位置取り、馬場状態によって勢力図が一気に変わるケースも珍しくない。
今年もまた、“最も強い馬”より、“最も流れに適応した馬”が勝つ可能性を強く残している。

