ラヴェルが現役引退、繁殖入りへ—アルテミスS覇者が母として新たな道へ

ラヴェルが現役引退、繁殖入りへ—アルテミスS覇者が母として新たな道へ

JRAは10月8日付で、5歳牝馬ラヴェルの競走馬登録を抹消したことを発表した。
左前脚の繋靱帯炎を発症したことを受け、陣営は現役続行を断念。今後は北海道・安平町の牧場で繁殖牝馬としての生活に入る予定だ。

ラヴェルは2022年のアルテミスステークス(GⅢ)で重賞初制覇を飾り、以後も重賞戦線で活躍。通算17戦3勝という成績を残した。
矢作厩舎らしい堅実なローテーションと、ディープインパクト産駒らしいしなやかな走りで多くのファンに愛された名牝だった。
今後は母として、次世代のスター馬を送り出すことが期待されている。