メモリアカフェが圧巻の5馬身差で関東オークス制覇!
6月18日、川崎競馬場で行われた第61回関東オークス(JpnII)は、1番人気に支持されたJRA所属のメモリアカフェが、直線で突き抜けて圧巻の5馬身差で優勝を飾った。
これでメモリアカフェは3連勝。ルメール騎手が手綱を取ったこの一戦では、序盤から好位をキープし、直線では他馬を寄せつけない伸び脚を披露。「僕はただのパッセンジャーだった」と語ったルメール騎手の言葉が、この馬の強さを物語っている。
同馬にとってはこれが重賞初制覇。南関東牝馬3冠の最終戦を堂々と制し、3歳ダート女王の座を獲得した。柄崎将寿調教師にとっても、地方競馬初挑戦での栄冠という快挙。調教師として開業して間もない中での重賞Vに、競馬界からも注目が集まっている。
2着には地方・名古屋のコパノエミリアが好走し、伏兵ながら存在感を見せた。初ダートで挑戦したクリノメイは4着と善戦したものの、女王の壁は高かった。