デビットバローズが悲願の重賞初制覇!岩田望来騎手は同レース連覇達成

同日、阪神競馬場で行われた鳴尾記念(G3・芝1800m)。今年から12月開催・芝1800m戦へと条件が変更された新生・鳴尾記念を制したのは、2番人気のデビットバローズ(セン6)でした。

レースは好スタートから好位の3番手を確保し、折り合いに専念。直線に向いてからの反応は抜群で、逃げ粘る他馬を並ぶ間もなく交わし去る横綱相撲を見せつけました。勝ちタイムは1分43秒7(良)。 2着には7番人気の伏兵センツブラッド、3着には3番人気のマテンロウレオが入り、3連単はやや波乱の配当となっています。

手綱を取った岩田望来騎手は、昨年のヨーホーレイクに続くこのレース連覇を達成。 レース後のインタビューでは「道中の手応えが本当に良く、これで負けたら仕方がないと思えるくらいの強い勝ち方だった」と、6歳にして本格化した相棒の走りを称えました。 また、このレースには「オニャンコポン」などの人気者も出走しており、冬の阪神開催を大いに盛り上げる一戦となりました。重賞タイトルを手にしたデビットバローズの次なるターゲットは、来春の大阪杯あたりになりそうです。