ダービー馬クロワデュノール、栗東帰厩で凱旋門賞へ本格始動【海外遠征情報】
ダービー馬クロワデュノール、栗東帰厩で凱旋門賞へ本格始動【海外遠征情報】
2025年日本ダービーを制したクロワデュノール(牡3)が、8月上旬に栗東トレセンへ帰厩したことが分かった。秋の大目標は欧州最高峰レース・凱旋門賞(10月5日・パリロンシャン)。帰国後は坂路中心の調整を経て、9月中旬には現地入りする予定だという。
同馬は国内で4戦無敗。日本ダービーでは中団待機から豪脚を繰り出し、ラスト3F33.0秒で差し切る内容が圧巻だった。現在の日本競馬界における“次代の怪物”とも評されている。管理する池江厩舎も過去にオルフェーヴルで凱旋門賞2着を経験しており、陣営は悲願の勝利に向けて意欲を燃やす。
「脚元の不安もなく、順調。海外輸送も意識したメニューに移っていく」と関係者。2025年秋、日本競馬ファンが夢見る“世界制覇”に向け、クロワデュノールの動向から目が離せない。