ウインズ佐世保が年内で営業終了へ 23年の歴史に幕
ウインズ佐世保が年内で営業終了へ 23年の歴史に幕
JRAは、長崎県佐世保市にある場外馬券発売所「ウインズ佐世保」を、2025年12月28日(有馬記念当日)をもって営業終了とすることを発表した。2002年に開設された同施設は、佐世保市民を中心に、九州北部の競馬ファンにとって身近な場所として親しまれてきた。しかし、昨今のインターネット投票普及や来場者数の減少、施設の老朽化などを受けて、JRAは閉鎖の判断を下した模様。発表に際し、多くの地元ファンからは「寂しい」「週末の楽しみがなくなる」といった声も聞かれた。一方で、JRAは今後もオンライン投票環境の整備と、リアルイベントの強化によってファンとの接点を維持するとしており、競馬の楽しみ方の多様化が進む中での象徴的な出来事となっている。