【第61回 福島記念(G3・11月22日/福島・芝2000m)】
上がり4連勝で重賞初制覇を飾った4歳牝馬 ニシノティアモ。ハンデ54キロ2番人気で出走し、終始余裕あるレース運びを見せた。
道中は中団をやや追走しつつ、直線で内から鋭く抜け出し、差を広げての完勝。調教師・騎手ともに「もっと大きいタイトルを狙える」と口を揃えた。
また、3着に入った伏兵 パレハ(7番人気)が上がり最速33秒6で追い上げを見せ、鵜島駿騎手は「本当に力をつけている」と驚きを語っている
この勝利で「重賞初制覇」をマークしたニシノティアモだが、調教師の言葉からは次なるステップへの意欲もうかがえる。今後のローテーションや斤量次第では、G2・G1級への挑戦の声も現実味を帯びてきた。
ハンデ戦ということもあり、実力差が反映された格好とも言え、関係者にとってもベストのタイミングでタイトルを獲得できたと言えそうだ。

