「GⅢ 武蔵野ステークス(ダート1600m/東京)追い切り速報: オメガギネス 坂路で好時計をマーク、調教師は“直線勝負”に手応え

栗東トレーニングセンターでは、来週土曜に東京ダート1600mで行われるGⅢ「武蔵野ステークス」に向けて、注目の一角であるオメガギネスが坂路追い切りで力強い動きを見せました。前走は60kg背負ってグリーンチャンネルCを快勝。今回の調教では調教師・安田氏が「直線で脚を使う競馬ができれば」と明言するほど手応えを感じているようです。 東スポ競馬 本追い切りでは、テンから中盤にかけて無理なく進め、ラスト200mからスパートをかけている様子が映像・報道ともに伝えられています。調教タイムそのものも良化を示しており、以前の状態と比べ“ひと皮むけた”印象を受ける内容でした。 今回のレース条件(ダート1600m)および近年の同コースでの好走馬傾向を踏まえれば、脚をためて末脚を発揮できるタイプが有利。オメガギネスがまさにその型であること、そして調教師が「直線で脚を使う」という言葉を出している点も評価できます。 ただし、ダート戦ゆえに枠順・スタートの出脚・展開の流れが鍵。前に行きたい馬が揃えば厳しい展開になる可能性もあり、当方としては「前半無難に脚をためて、直線で外から差し切るシーン」をイメージしています。 レースにおいては、このオメガギネスを基軸に、対抗馬を展開・脚質で絞る作戦が有効と見ます。例えば、スタートから脚を使える先行馬+末脚鋭い差し馬の組み合わせ。勝負どころで脚を使ってこられるかが焦点と言えそうです。