「負け組の星」ハルウララ死去、113連敗の名馬が残したもの
「負け組の星」ハルウララ死去、113連敗の名馬が残したもの
2000年代に社会現象を巻き起こした名馬ハルウララが、29歳でこの世を去った。通算113戦0勝という異色の戦績ながら、その健気な走りと“負けても諦めない姿”が多くの人々を魅了。高知競馬の人気を支え、全国的なニュースにまでなった存在だった。引退後は千葉県の牧場で余生を送り、ファンの訪問も絶えなかった。今回の訃報を受けて「勇気をもらった」「生き様が心に残る」とSNSには惜しむ声が殺到。勝利こそなかったが、その存在は日本競馬史に確かに刻まれた。ハルウララの名は“永遠のアイドルホース”として語り継がれていくだろう。