ルメール、20年の時を経て再び。マスカレードボールで挑む夢の舞台

昨年の天皇賞・秋を制したマスカレードボールが、英アスコットの地でキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(25日)に挑む。手綱を執るのは、2006年にハーツクライで同レースに挑戦し、3着という悔しさを味わったクリストフ・ルメールだ。当時、勝負の直線で先頭に立ち、世界の頂点に最も近づいたあの日から20年。同じ勝負服を纏い、再び英国の荒波へ打って出る名手には、並々ならぬ執念が宿る。時を越えた雪辱戦、ルメールが再び歴史の扉をこじ開けようとしている。極上の栄冠を目指すその胸の内には、あの日の記憶と新たな勝利への情熱が交錯しているはずだ。運命のゲートが開く瞬間、世界が再び日本の名手に熱狂する。