ヴィクトリアマイル枠順確定 エンブロイダリーは6枠12番、チェルヴィニアは大外18番

春の古馬牝馬マイル女王決定戦・ヴィクトリアマイルの枠順が確定し、各馬の戦略がより鮮明になってきた。

昨年の二冠牝馬エンブロイダリーは6枠12番に入り、極端すぎない中外枠を確保。東京芝1600mは外差しも決まりやすい舞台だけに、「包まれず運べる」という意味では好材料と見る声が多い。

一方、昨年のオークス馬カムニャックは4枠8番。内外どちらにも対応しやすい絶好枠とされ、川田将雅騎手とのコンビで再び東京GⅠ制覇を狙う。昨年2着のクイーンズウォークも4枠7番に入り、内寄りの好位置を確保した。

対照的に、チェルヴィニアは8枠18番の大外枠。東京マイルは外枠でも極端な不利にはなりにくいが、序盤でポジションを取りに行くか、後方待機を選ぶかでレースプランが大きく変わる可能性がある。レーン騎手がどう組み立てるかが焦点となる。

今年のヴィクトリアマイルは、エンブロイダリーとカムニャックの“二強構図”という見方も強い。しかし、牝馬限定マイルGⅠは毎年波乱要素が多く、単純な実績比較だけで決まりにくいカテゴリーでもある。

特に東京芝1600mは、直線の長さだけでなく、道中でどれだけ無駄なく脚を温存できるかが重要になる。
“最も強い馬”ではなく、“最も流れに乗れた馬”が勝つレースになる可能性を、今年も強く残している。