【アメリカジョッキークラブカップ】中山芝2200mで激戦、スタミナと立ち回りが明暗を分ける一戦に

中山競馬場で行われたアメリカジョッキークラブカップは、春の大舞台を見据えた実力馬が顔を揃える中、非常に見応えのあるレースとなった。スタート直後から極端なハイペースにはならず、各馬が折り合いを重視しながらポジションを探る展開。向正面では隊列が大きく動くことはなく、我慢比べの様相を呈していた。

勝負が大きく動いたのは3〜4コーナー。中山特有の小回りコースを意識した早めの仕掛けが相次ぎ、直線入口では先行勢と差し勢が一斉にスパート。最後はスタミナとコース適性を兼ね備えた馬が抜け出し、ゴール前で後続を振り切る形となった。

この一戦で結果を出した馬は、今後の春GⅠ路線でも主役候補として扱われる可能性が高く、陣営も次走について前向きなコメントを残している。逆に、力を出し切れなかった馬についても敗因がはっきりしており、巻き返しの余地は十分。内容の濃い一戦だった。