名古屋大賞典速報 ─ アピーリングルックが重賞初制覇&コースレコードで歴史的快走
24日、名古屋競馬場で行われたダートグレード競走「名古屋大賞典(Jpn3・2000m)」は、5番人気のアピーリングルック(牝4)が劇的な勝利を飾った。
この牝馬は中盤2番手でレースを進めると、直線で最後まで粘るカズタンジャーとの激しい叩き合いを制し、不良馬場にもかかわらず2分06秒2という驚異的なタイムで重賞初挑戦を制覇。これは従来のコースレコードを塗り替える記録でもある。
勝利した松山弘平騎手は「最後まで諦めない根性を見せてくれた」と愛馬を絶賛し、今後の更なる飛躍への期待を語った。
アピーリングルックの父はパイロ、母はブライトリビングで、美浦の辻哲英厩舎所属。これが地方重賞での初タイトルとなる快挙だ。
2着には1番人気のカズタンジャー、3着にデルマソトガケが入り、上位は混戦の競馬となった。
レースの結果は地方の交流戦としても話題となり、特に冬場の不良馬場でのレコードタイムは競馬ファンの間でも大きな話題となっている。今後、この勝利がアピーリングルックの格付けや次走にどのように影響するか注目が集まる。

