ターコイズステークスを制したドロップオブライト、激戦を抜け出し重賞2勝目

12月20日、中山競馬場で行われた第11回ターコイズステークス(GIII・芝1600m・牝馬ハンデ) は、6歳牝馬ドロップオブライトが接戦を制して優勝した。

スタート直後は中団につけたドロップオブライトだが、道中からリズムよく進出。直線ではリラボニート、ソルトクィーンらが後方から迫る厳しい展開となったが、最後までしぶとく粘り切った。勝ちタイムは1分33秒0の好時計で、後続をアタマ差でしのいだ。

鞍上の松若風馬騎手にとっては、この勝利が JRA通算500勝の節目の勝利 となり、大きな記録達成となった。ドロップオブライトは重賞2勝目で、前走よりも良い走りを見せており、今後の更なる飛躍にも期待がかかる。

また1番人気に支持されたウンブライルや2番人気のチェルビアットは伸びを欠き、波乱含みの結果となった。ドロップオブライトの勝利は、重賞戦線の混戦ぶりを象徴する一戦となった。