【海外挑戦】日本勢が香港国際競走へ始動 ルメール騎手は異国で再び無双なるか

年末の国際競馬の祭典、香港国際競走に向けて、日本馬の最終調整が進んでいます。

香港マイルに出走を予定しているエンブロイダリーには、ルメール騎手が騎乗を予定しており、「日の丸を背負いいざ大舞台へ」と、海外での活躍にも意欲を見せています。ルメール騎手は香港でも高い勝率を誇っており、異国の地での無双ぶりに期待が集まります。

香港ヴァーズに出走するアーバンシック陣営は、タフな日本のGⅠよりも「平坦な香港の方が総合的に見てチャンスがある」と判断し、果敢な海外遠征を決定しました。

さらに、香港カップで海外初挑戦となるベラジオオペラは、世界最強馬の一角ロマンチックウォリアー撃破を目標に掲げています。陣営は「中途半端な仕上げはしない」と強気の姿勢を見せており、大一番に向けて最高の状態で臨む構えです。

また、国内では、有馬記念の次走報として、サンライズアースが引き続き池添騎手とのコンビで大一番に挑むことが判明しました。

そして、残念ながら地方競馬からは、JpnⅠを2勝した名馬カジノフォンテンが10日のラストランをもって引退し、種牡馬入りすることが発表されました。調教師は「最後はいいレースを」と引退レースでの奮闘を期待しています。