刻一刻と迫る発走!3歳王者ナルカミは単勝2.4倍で1番人気、新星ダブルハートボンドとの「一騎打ち」ムード高まる

本日15時30分、中京競馬場で号砲が鳴るダート界の頂上決戦「第26回チャンピオンズカップ(G1)」。 最終的なオッズ傾向と当日の気配が固まりつつあり、ファンの熱視線は二頭の有力馬に注がれています。

前日発売から圧倒的な支持を集めているのは、3歳にしてダート界の覇権を狙うナルカミ(牡3)です。単勝オッズは2.4倍(7日12時時点)。今年のジャパンダートクラシック(JDC)を制し、デビューから破竹の快進撃を続ける「砂の怪物」に対し、ファンは世代交代の夢を託しました。 管理する陣営も「前走の直前よりも動きに余裕があり、脚元の力強さが増している。中京の舞台も問題ない」と万全の仕上がりを強調。調教後の馬体重は517kgと雄大な馬体を維持しており、パドックでの気配に注目が集まります。

これに待ったをかけるのが、単勝3.8倍で2番人気に推されている4歳の新星、ダブルハートボンド(牡4)です。 前哨戦のみやこSを制して挑む今回、勝率・連対率ともに非常に高い「1枠2番」という絶好の枠を引き当てたことが、支持を大きく後押ししました。ここまで底を見せていないポテンシャルと、鞍上の手腕が融合すれば、あっさりとG1タイトルを奪取するシーンも十分に考えられます。

また、これが引退レースとなる古豪メイショウハリオ(牡8)は、単勝20倍前後のオッズで推移。長年ダート界を牽引してきた功労馬のラストランを目に焼き付けようと、多くのファンが応援馬券を握りしめています。 3番人気には昨年の2着馬ウィルソンテソーロが続いており、新旧の実力馬たちが激突する今年一番の熱い砂の戦いが、まもなく幕を開けます。