【チャンピオンズC】メイショウハリオがラストラン、悲願のJRA・G1制覇へ
今週末、12月7日に中京競馬場で開催されるダート界の総決算、チャンピオンズカップ(G1)。このレースを最後に、長きにわたりダート戦線を牽引してきたメイショウハリオ(牡8)が現役を引退し、種牡馬入りすることが明らかになりました。
これまで帝王賞連覇など地方交流G1では輝かしい実績を残してきた同馬ですが、JRAのG1タイトルにはあと一歩届いていません。陣営にとって、そして鞍上を務めるレジェンド・武豊騎手にとっても、このラストランは「悲願」を達成するための最後のチャンスとなります。8歳となっても衰えを見せない末脚を武器に、有終の美を飾れるかに注目が集まります。
立ちはだかるのは、今年の3歳ダート路線を完全制圧し、古馬との初対決でも圧倒的な1番人気が予想される怪物・ナルカミです。新旧ダート王の激突という構図に加え、ベテランの意地が勝るか、新世代の勢いが飲み込むか、多くの競馬ファンが固唾を飲んで見守る一戦となります。レース終了後には引退式も検討されており、中京競馬場は特別な空気に包まれそうです。

