【有馬記念】凱旋門賞5着のビザンチンドリーム、年末のグランプリで国内復帰へ
フランスのロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(G1)にて、日本馬として健闘し5着に入線したビザンチンドリーム(牡4)が、12月28日に行われる有馬記念(中山芝2500m)に出走することが正式に決定しました。
管理する調教師が2日に明らかにした内容によると、過酷な欧州遠征からの帰国後も馬の状態は極めて良好とのこと。「ロンシャンのタフな馬場で掲示板を確保したスタミナと精神力は、中山の2500mという舞台でこそ活きる」と陣営は自信を覗かせています。鞍上や最終的なローテーションについては近日中に発表される見込みですが、ファンの期待は早くも最高潮に達しています。
今年の有馬記念は「超」がつく豪華メンバーが集結する見通しです。先日発表されたファン投票の第1回中間発表では、今年のエリザベス女王杯を制し現役最強牝馬の座を確固たるものにしたレガレイラ(牝4)が堂々の1位を獲得。さらに2位には今年の日本ダービー馬クロワデュノール(牡3)がランクインしており、世代を超えた頂上決戦の様相を呈しています。そこに昨年の天皇賞(春)覇者ジャスティンパレスや、今回のビザンチンドリームが加わることで、近年稀に見るハイレベルなグランプリレースとなることは間違いありません。

