京都2歳S — ゴーイントゥスカイが“片鱗”を示すも賞金加算ならず
本日京都競馬場で行われた京都2歳ステークス(GIII、芝2000m)は、11頭立ての少頭数ながら見ごたえのある攻防となり、注目のゴーイントゥスカイは3着に健闘した。
スタートから道中は好位で折り合い、勝負どころでは手応えよく進出。直線では勝ち馬に迫る勢いを見せたが、最後のひと伸びで上位2頭にわずかに及ばず、賞金加算とはならなかった。
しかしレース内容は評価できるもので、特に中距離戦での持久力・先行力・反応の良さは2歳馬として十分な素質を示している。
鞍上の荻野極騎手は「もう少しスムーズに運べていればもっと際どくなった。力は示してくれた」とコメント。
陣営も「精神的にまだ幼い部分があるが、競馬を覚えていく段階としては順調」と、将来的な成長に手応えを見せている。
京都2歳Sは来春のクラシック戦線の登竜門として位置づけられており、今回の走りは今後のローテーションにも大きく影響する。
賞金加算こそ逃したが、素質型として引き続き注視したい1頭であることは間違いない。

