武豊騎手、“京都競馬場での将棋公式戦”に思いを馳せる —「天国から見ているお二人の分まで…」と綴る
ベテラン騎手の武豊騎手(56歳)が、12日自身の公式サイトの日記を更新し、京都競馬場で行われた将棋の公式戦「竜王戦」の前夜祭出席を報告しました。11日に出席した前夜祭で、若き竜王・藤井聡太さんの姿を目の当たりにし、その雰囲気に触れたことを記しています。
さらに、武騎手はこう書いています。「京都競馬場で将棋の公式戦が行われるというニュースに、誰よりも喜んでおられたのがメイショウの松本好雄オーナーでした。ご存命なら今回のイベントを支える役目を果たされていたはずですし、父の武邦彦も将棋を趣味としていました。ボク自身はルールを知っている程度ですが、天国から見ているお二人の分まで歴史的なイベントを外野から楽しみたいと思っています」
その後、武騎手は同日曜に予定されている「エリザベス女王杯」で騎乗予定の牝馬 エリカエクスプレス(牝3、杉山晴厩舎)に対しても言及し、期待を語っています。
レース本番に向けて、武騎手も心身ともに“レースモード”だけでなく、自らが場を感じ取りながら臨んでいくという印象を受けました。ファンとしても、騎手の人間ドラマとともに馬・レースを楽しめそうです。

