GⅧ(地方)・2026年ダートグレード競走の日程・格付け発表:開催61競走維持、JBC舞台も変更あり
全国の地方競馬を統括する 地方競馬全国協会(NAR)は11月10日、2026年のダートグレード競走の日程と格付けを正式に発表しました。開催競走数は2025年と同じ「61競走(G=16、Jpn=45)」の維持が決まりました。 西スポレースサイト 注目は、最大級の地方交流レースである「JBC競走」の舞台・距離の変更です。2026年は会場が「金沢競馬」と「門別競馬」の2場で実施され、距離もクラシック2100m、スプリント1400m、レディスクラシック1500mにそれぞれ変更されることが発表されました。 この決定は、地方競馬の活性化・ファン層拡大を意図したものと見られ、特に門別(北海道)開催の選定は冬期の北海道遠征需要を狙った可能性もあります。距離設定の変更も、従来のフォーマットを見直し、「より多様な馬・戦略が参戦できる舞台に」という狙いが感じられます。 今後、各地方競馬場・馬主・調教師陣はこのスケジュールを基盤に、2026年に向けた育成戦略・レース出走計画を早めに立てる必要があります。特に「2100mクラシック距離」の設定は、芝→ダート転向・長距離ダート馬の育成路線を再検討するキッカケとなるかもしれません。

