ホウオウビスケッツ、「ばてない脚」で天皇賞・秋へ挑む

ホウオウビスケッツ、「ばてない脚」で天皇賞・秋へ挑む
11月2日に東京競馬場で行われるGⅠ・天皇賞(秋)(芝2000m)を前に、ホウオウビスケッツに騎乗予定の岩田康誠騎手が意気込みを語った。岩田騎手は「前走では力みが取れて落ち着いていた。ペースが速くても最後まで粘れたのは大きな成長」と手応えを強調。昨年3着の雪辱を狙う今回は、「ばてない、止まらない馬」として地力の高さをアピールした。
展開については「逃げ切りではなく、スピードを生かして好位置で運びたい」とコメント。ホウオウビスケッツは、持久力とバランスの取れたペース配分が強みで、秋の王者決定戦で悲願のGⅠ制覇を狙う。調教でも安定感を見せており、馬体・気配ともに上向き。成長を遂げた“持続型ランナー”が、東京2000mの舞台で再び輝きを放つか注目が集まっている。