鼻差の涙!バステール執念の2着

ダービー3着の実績を持つバステール(牡、斉藤崇)が、世代頂点を決める舞台でまたもや熱い走りを披露した。道中はじっと最後方に控え、勝負どころの4コーナーから一気にエンジン点火。大外の厳しいスペースをこじ開け、猛然と先頭を脅かす鬼脚を見せた。しかし、あと一歩のところで勝利の女神は微笑まず、痛恨の鼻差2着に泣いた。手綱を取った川田騎手は「最高のリズムで運べ、最後まで素晴らしい末脚だった。ただ、勝利へ導けなかったのは私自身の技量不足」と、悔しさをにじませながらも相棒の健闘を称えた。惜しくもタイトルは逃したものの、その底知れないポテンシャルを再び見せつける激走となった。