菊花賞の伏兵エムズビギン、道悪歓迎で一発狙う

一冠目奪取へ燃える友道調教師の視線は、週末の空模様を捉えていた。良馬場よりも雨によるタフなコンディションこそが勝負の分かれ目、「雨が降った方がいい。スタミナとパワーには自信がある」と力強く言い切る。この日は角馬場から坂路へ向かい、4ハロン63秒の時計をマークして最終調整を終えた。手に入れたのは最内枠の1枠1番。「前回のようにスタートを決めてじっと脚を溜められれば」と、指揮官の頭の中には理想のレースプランがしっかりと描かれている。秘めたる持久力を爆発させ、淀の長丁場で波乱を巻き起こすか。